こんにちは!Voicyでテックリードをしている、おはぎ(@a_key_bako)です。
11月1日に、Voicyで一緒に働くたかまてぃーさん(@kyappamu)と一緒に、「Kotlinを愛でる」をコンセプトとしたカンファレンスKotlin Fest 2025に参加してきました!
この記事では各々が感銘を受けたセッションの感想についてレポートしていきたいと思います。
(by おはぎ)
Kotlin言語仕様書への招待 〜コードの「なぜ」を読み解く〜
Kotlinの言語仕様書を実際に読んでみよう、というセッションでした。 Kotlinの言語仕様書はGitHub上で公開されており、誰でも閲覧したり編集に参加したりすることができます。
セッションでは、型システムやオーバーロード解決についての言語仕様が具体例として紹介されました。普段何となく理解しているつもりの言語機能にも厳密な定義が存在することを知り、興味深く感じました。 また、言語仕様を読み解く中で見つけた、直感的でない面白い挙動についても紹介があり、知的好奇心をくすぐられるセッションでした。
Functional Calisthenics in Kotlin: Kotlinで「関数型エクササイズ」を実践しよう
Kotlinにおける関数型プログラミングの実践的なプラクティスが紹介されたセッションでした。 手続き型プログラミングの時代にオブジェクト指向プログラミングへの理解を深めるために提案されたエクササイズ方法にインスパイアされた内容で、Kotlinユーザーが関数型プログラミングに親しめるようなアプローチが示されました。
関数型プログラミングと聞くと、数学的で抽象的な難しい概念をキャッチアップしなければならないという思い込みから敬遠していた私ですが、このセッションで提案されたプラクティスは非常に直感的で、綺麗なコーディングにつながるものでした。 関数型プログラミングについても恐れずに学んでみようと思わせてくれるセッションでした。
(by たかまてぃー)
「動く」サンプルでスムーズなコミュニケーションを 〜CMP時代のKotlinPlayground活用最前線〜
KotlinPlaygroundを活用してコード共有やレビューを効率化する方法が紹介されました。KotlinPlaygroundはブラウザ上でKotlinコードを実行でき、バージョンを切り替えて挙動を比較したり、JVM・JS・Compose Multiplatform・Wasmなど複数のプラットフォームで試すことができます。Copyリンク機能を使うことで、動作するサンプルコードをそのまま共有できるので、レビュー時にも具体的な動作を確認しながら意見交換するような使い方ができることを知りました。 Web上での検証には一部制約があるものの、コードの理解を助けるコミュニケーションツールとして有効であり、実務でのレビュー品質向上にもつながると感じました。
KoogではじめるAIエージェント開発
KotlinでAIエージェントを開発できるフレームワーク「Koog」が紹介されました。従来はPythonが中心だったAI開発の領域に、Kotlinという新たな選択肢を示す内容でした。KoogはKMPやKtor、Spring Bootなどに対応し、バックエンドからUIまでをKotlinで統一して構築できます。 静的型付けの恩恵を受けながら、安全にAIエージェントを開発できる点も魅力に感じました。 処理失敗時の自動ロールバック機能や、豊富な組み込みツールも備えており、実践的な開発が可能であることを実感しました。直近AIエージェント開発に取り組み始めたこともあり、Kotlinで同様の領域に挑戦できることを知って視野が広がりました。ぜひ触れてみたいと思いました。
最後に宣伝
VoicyではAndroidエンジニアを募集しています!